か行

1. 仮名詰め

仮名詰めとは組版において、ひらがなとカタカナの字間に文字詰めることです。ひらがなやカタカナの占める割合が多い文章に対して行われることが多く、それぞれ1文字の幅や高さに応じて詰めます。
仮名詰めすることによって1ページに収まる文字数を増やせることができます。すべての文字に対して字間を詰めるのをカーニングと言います。

2.カットパス

カットパスとはステッカーのページに必ず必要で、ステッカーをはがす位置を示すラインとなります。イラストレーターやフォトショップで作業が可能ですが、弊社は無料サービスとして
カットパス無料作成の代行サービスを提供しています。

3. かぶり

印刷においてのかぶりは色かぶり、版かぶり等があります。色かぶりとは光源の影響で、特定の色に偏っている状況のことを指します。
版かぶりはイメージ以外の個所がかぶりとなってお印刷物に印刷されることです。

4. カス取り

カス取りとは粘着性のあるラベルやシール・ステッカーの印刷後に不要な部分を裁断して除去することです。ラベルやシール・ステッカーを印刷し加工すると、
シール部分は必ず台紙より小さく足るため不要な余白部分が出来ます。かす取りをしなかった場合にはシールやラベルが破れたりはがれたりします。弊社の無地ステッカーはカス取りをして提供しております。

5. カゲ文字

テキストに立体感をあらわすためにテキストの背後に影を落とすことを指します。「ドロップシャドウ」機能から設定することができます。

6. カラーパッチ

印刷・製版が正確に行われているか確認するための印刷管理マークでカラーパンチとも言われています。CMYK(4色)のみで色を表す見本です。
一般的には印刷範囲以外に表記され、画像の補正のためのカラーチャートのことを指す場合もあります。

7. カラーバランス

カラーバランスとは写真撮影や映像、画像のカラー光の三原色R(赤)G(緑)B(青)の被写体に対するバランのことです。
カラーバランスが崩れたりぶれてしまった場合に「色かぶり」と呼ばれる現象が起こりその場合の調整なのに使う機会が多いです。
各色のインク量のバランスを変えてカラーバランスの調整をしますので、原稿そのもの全体の色相が変化します。
色かぶりは写真撮影時の光源の色の違いで起こる現象です。写真を撮影した後、Photoshop基本操作で写真全体の色調が、
特定の色に偏っていることを色かぶりといいRGBのバランスを整えると色かぶりは除去できホワイトバランスともいわれています。

8. カーニング

カーニングとは隣り合う文字のスペースを美しく見せるように調整することを指します。Photoshop、InDesign、Illustratorのどのプログラムでも大体同じような見た目をしていて
「文字詰め」と同じ意味で使われます。特に字間が余計に空き過ぎていると文字列全体の見栄えのバランスが悪くなるため、カーニングを行って字間を詰めます。
設定方法は「文字」パネルを開きます。次に、カーニングを施したい文字の間にカーソルを当てダブルクリックします。
そうしますと文字ツールが有効になり文字パネルからカーニングの数字を変更します。試しに数字したり減らしたりしてみて、文字の間隔がどのように変化するか確認してみてください。

9. カスタマイズ

customizeはそもそも既存のものに手を加え好みのものに作り変えるということを指します。コンピュータのハードウェアの交換やソフトウェアのコマンドや設定、変更などツールバーを
ユーザーが使いやすいように軽快に設定し直すことです。また、コンピュータにメモリを追加したり、パーツを変更したりすることを指す場合もあります。

10. カラーモードの変換

「カラーモード変換ツール」はRGB形式のカラーのEPSファイルを、CMYKカラーに変換する作業です。RGBカラーはモニタなどのように光で表現するには適していますがインクで印刷するには適していません。
データ通りの印刷するためには、入稿データは必ずCMYKで作成するようにしましょう。

11. カラーチャート

色々な用途の色見本に使用できるよう複数のカラーモードの数値を表記しており、WEBデザインではモニター表示やこだわった画像作成はRGB、印刷用のデータ作成はプロセスカラー(CMYK)のカラーモードが使われています。
プロセスカラーの4色(CMYK)の色が混ざるとどう変化していくのか確認する際にとても便利です。色別に0%から100%で10%刻みのチャートとなっておる、カラー印刷の色の見本です。

12. カラーマネジメントシステム

略してCMSと言い印刷物を作成する工程でイメージスキャナ、モニター、プリンターやデジタルカメラ、などの異なるデバイスの間で同一のデータの再現色を統一する管理システムのことを指します。
印刷の精度を維持し色差を補正し、どの機器を使用しても同じ色味を表現できるようカラーマネージメントをすることが必要となります。

13. カス(かす)とは

ステッカーやシールラベルを台紙から剥がしやすくするため、ステッカーやシール以外の部分を取り除く際に裁断して除去される不要な部分をカスと言います。

14. カラー印刷

C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(黒)のプロセスカラー四色のインクを重ねて印刷し、すべての色を表現する印刷方法でさまざまな色を再現することができます。
プロセスカラーでは表現できない色(金・銀・蛍光色・メタリックレッド)といった非常に鮮やかな色でもある特色は、別途で特別に調合された特色インキで印刷されることもあります。

15. ガンマ補正

色の明るさを画像処理の際に「ガンマ値(γ値)」として補正することです。明るさの調整は各画面ごとの輝度値を指数関数で、自然な色になるよう変換することによって行います。
データとしては全く同じ色でもディスプレイのガンマ特性は中間調が暗くなる傾向にありますので、入力出力のバランスを「1:1」に近づけることで色情報を正確にやり取りできるようにしています。
ガンマ補正は自動的に変換されますが精度は製品によって違いがあります。

16. キャプション

文書、写真、絵画などの作品の図版部分につける説明文のことでネームとも呼びます。作品の作品名や説明を入れることでよりわかりやすくまた具体的に説明する役割を担っています。
インターネット上ではバナー広告やフッター広告のような小さなサイズの広告では画像とキャプションだけ表示されます。

17. クローズ

ウィンドウを閉じることでソフトウェアを終了させることができます。アプリケーションを終了するという意味で使われることもある。

18. グラデーション

色や濃淡を連続した階調で表現することでグラフィックデザインの手法です。写真・テレビの画像・絵画などで明暗や色調の段階的変化で、印刷においては網点の変化によりグラデーションを表現しています。

19. クォーテーションマーク

引用符として用いられるクォーテーションマークにはシングルとダブルがあります。ダブルクォート「””」、シングルクォート「”」があり、引用部分を表したい時に前後につけて使用されます。
日本語ではかぎかっこ(「」)のことを指し他の人が話した言葉を引用する際や、特定の言葉を目立たせるときなどに表記させます。

20. グロスインキ

印刷に使用するインキでプロセスインキより光沢のあるインキです。特に強い光沢を有しているので、多彩なグロス感を再現します。

21. グレースケール

グレースケールとはコンピュータ上及び写真での色の表現方法の一種で通常256階調で表現され画像を黒と白、その中間色のグレーの濃淡によって表現することです。

22. クリップボード

コンピューターの操作画面で「コピー(複数)」、「カット(切り取り)」を行った際に、一時的にデータが保存される記憶装置上の領域のことです。

23. クイックセットインキ

オフセット印刷インキでクイックセットの良い高品質の短時間で乾燥できるインキです。

24. クラフト紙

クラフト紙はクラフト法によりクラフトパルプを原料とした洋紙で、強度を維持するために漂白を行わない紙のことです。
重宝装用途や段ボールの材料、雑貨屋などでよく使用されています。茶色い色合いは製造法に由来しハトロン紙とも言います。

25. クリック

「クリック(Click)」とはパソコンではマウスなどのボタンを押す操作のことで「押して」から「離す」という2つ連続の動作が実行されます。
画面上でマウスを決めた位置を確定したり一回だけ押して離すシングルクリック、二回連続で押して離すダブルクリックがあります。
用途としてはメニュー、ファイル、フォルダを選択する際に「OK」などの承認するボタンを押したりする場合に使用します。

26. ケント紙

製図・デザインによく使用される画質用紙でイギリスのケント地方で初めて作られたのでケント紙と呼ばれています。一般には化学パルプ100%を原料としていおり、インクがにじみやすいのでベタで印刷するには向いていません。

27. コンパウンド

インキに添加して混ぜて仕上がり効果を改善させるための補助剤の名称です。光沢を出したり、裏移りの防止、摩擦性向上のために使用されていますが、コンパウンドを加えすぎると逆効果な作用になることがります。

28. コーター

コーターとは用紙・材料に薬品や塗工液を塗布し薄膜を形成させるための装置のことで塗装や印刷の分野で使われています。印刷用の塗工紙には、製造過程でコート剤を塗布する工程で使用され塗工方法によってそれぞれ分類されます。

29. コントラスト

印刷するモノクロやカラー部分に絵柄の調子再現における明暗の対比をコントラスト(contrast)といい、対比される内容は明るい所と暗い所、鮮やかさなどがあります。
画像の明暗の差が大きいと「コントラストが大きい」、明暗の差が小さいときは「コントラストが低い」と言います。コントラストが大きくなるにつれ白い部分(ハイライト)はより白く、
黒い部分(シャドー)はより黒く表現されシャープな表現となります。コントラストを高くすると中間色がなくな粗雑で荒くなります。
コントラストを低くすると階調が平均化されなめらかになり低くし過ぎると中間色が強くなり、平板で色がはっきりしないぼやけた感じになります。

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